2014.11.16. 父母懇談会でのご質問にお答えします。

【ご質問の内容は,「初等の行事,親も見に行っても良いのですか?」】,

 初等教育専攻では,隔年の行事があります。西暦での偶数年は音楽会,奇数年は運動会です。

 受験希望者の方,地域の方どなたでも,ご自由にご覧ください。また,ご家庭の親御さんをはじめ,

 ご家族の方も,遠路ご足労戴いている例もあります。

   http://bungakubu.kokushikan.ac.jp/shotoukyouiku/Ronshu/und2009/rep09X04.htm

ご多忙の折にも拘わらず,こうした応援を戴いていること,大変ありがたく,感謝申しあげます。

 

2011.10月 の専攻会で,卒業研究の人数の上限について話し合われました。その結果を,

別ファイルに Q and Aの形でまとめてみました。 (MSワードのファイルです) QandA2011X21.doc 

 

2010.10.17. 父母懇談会がありました。

そこで戴いた質問や,オープンキャンパスなどで質問されることなどを参考に,恐らくご出席にならなかった

お家の方とか,この専攻への受験を考えている人,あるいは在学生の諸君が知りたいと思っているかなという

ことを,Q&Aの形で再構成してみます。

実際の質疑ではありません。2回(1年生の学生のお家の方,他の学年の学生のお家の方)に分かれての会

でしたし,順番など記述が効率よくなるように入れ替えました。また統計資料など調べて補っています。

 

<このページ内のリンク>

幼稚園教諭免許  教育実習  卒業後の進路  期限付き講師  東京教師養成塾

幼稚園への採用  外国語活動

 

幼稚園教諭の免許も取ることができるとのことですが,どれくらいの割合の人が幼稚園免許を取っていますか?

:まず,過去4年間の人数などを示した表をご覧戴きましょう。

 

1:小・幼教諭の免許取得者

 

 D欄を見ると,小学校の免許をとった人のうち90%程度が幼稚園もとっているのですね。でも,必ずしも卒業生全員が免許を取っているわけではないのですね。それぞれの学年で,12名免許を取らないで卒業している人がいます。

○:ええ,文学部便覧の表には,「必修」と「免許必修」との区別として出ています。しかし全員が小学校の免許を取ることを前提に私たちは指導しています。卒業時に免許を得られなかった人の例としては,2年生のときに必修を落として,3年生のときにその単位がとれなくて,4年生のときにはその科目(必修)の時間割と教育実習事前・事後指導(免許必修)とが重なってしまったのです。その人はまず卒業することを優先しました。その結果,まだ単位が取れていない必修の方を履修し,免許必修である教育実習を辞退しました。つまり,卒業時に免許を取得しないという選択をしたこととなったという例がありました。

 免許のための科目と必修の科目とは,科目の性質として緊密な関係があるようになっていますので,計画的に開講されている機会を利用して効率よく単位取得をする必要があります。ほとんどの人にとっては,それぞれの学年で必修などを順にこなしていけば免許取得は決して無理ではないと思います。

◎: 幼稚園の免許をとるときには,小学校の免許と両方ということになるのですね。

○: ええ,小学校の免許のための科目の中に,幼稚園の免許のための科目としても認められるもの(例えば,国語・算数・生活)もあります。小学校の免許を取ることが大前提で,もしその希望と余力があれば幼稚園もということになります。

◎: その場合,幼稚園と小学校と両方で教育実習をする必要はありますか。

○: いいえ,どちらかで結構です。しかし,中学校2種(国語,あるいは,社会科)と小学校1種とを取る場合には,やはり教科担当の持ち方など学校種の違いがかなりあります。主免許である小学校を5月,副である中学校を9月と4年生で2回行えるよう2010(平成22)年度入学生から教育課程上の整備をしています。繰り返しになりますが,小・幼を同時取得の場合はどちらか一方で結構です。

◎: 幼稚園に教育実習にいくか,小学校へ教育実習にいくかについての意思決定はいつごろ行いますか。

○: 3年の春に希望調査があります。県によっては内諾を学校・園に戴く必要があります。またこうした書類にハンコを戴くための訪問で,先方によってはその人の適性を見抜かれたというエピソードもあるくらいですから,すでに実習もしくは採用試験が始まっているといった意識も必要かと思います。

文書の先頭

 

◎: 卒業後の進路はどのようになっていますか。

○: これも数字をもとにお話ししましょう。ただ,現時点では正式な報告をまたずに集計をしていますので,やや不正確かもしれません。

なお,今年度4月採用までのものは,科目等履修生,あるいは大学院生の特別聴講も含めての人数ですので,表1の卒業生数よりもこの表の人数は多くなっています。

 

2:教員採用試験合格者数

 

◎: 合格率が3040%で推移していることになるでしょうか。他大学のこの手の発表に比べると,やはり劣りますか。合格者ではない人は,どうなっていますか?

○: いえ,決して劣っているとは言えないと思います。この数字は,卒業と同時に小学校の正規の専任教諭になることができるかを出したものです。他の大学の数値の中には,非常勤講師や,期限付き講師の数も入れている例もあるように聞いています。また昔,ある高等学校の大学入試の合格者数が,複数受験させてダブルカウントしているとかニュースになったことがありますが,教員採用の場合,13県(神奈川・埼玉・千葉)は1次試験の受験日が同じなので互いに重複受験ができません。例えば埼玉と福島とか,東京と京都とか併願するというパターンは考えられますが,このような場合は両方合格したとしても,実際に着任した方のみを合格としています。

 だいたい,50名程度の卒業生のうち,卒業と同時に小学校の専任として採用される人が4割程度,期限付き講師として1年間採用される人も4割程度,1割程度が幼稚園を希望しており,残り1割は一般企業や公務員と言った割合です。数年に1名程度大学院(東京大学大学院教育学研究科など)への進学もあります。文書の先頭  (データ追補)N2012-305.doc N2013-Y10.xls N2014-Y16.doc

 

◎: その期限付き講師とは?

○: 昨今の就職状況は,正社員の他にも,契約社員やパートとかの雇用形態が無視できない状況になっています。特に教職の場合,1年間未満での離職率が高く,県教育委員会などの採用される側でも慎重にならざるを得ませんし,採用状況の平滑化という意味で,正規採用を抑制しそれによって生ずる不足部分を期限付き講師として採用し,採用可能な予算的な余裕を後の年度へ温存する。このような政策がとられていることが多いのです。これは県レベルで独自に政策決定をする事柄なので,それぞれ県が置かれた状況によって違ってはいます。

 また,これも県によって違いますが,期限付き講師の人に対して,その任用中に校長先生などの管理職が観察し,適任と思えば推薦され,次に受験するときの1次試験を免除するなど,単に「宅浪」で受験した人に比べて優遇してくれる制度がある県もあり,都道府県・市(政令指定市は県とは独自に教員採用をしています)の募集要綱にも明示されています。

 実際,期限付き講師をして翌年再受験をした場合,9割程度の人が夢を実現させている都県もあるとの話もあるほどです。一般的に言って,例えば関東の1都3県などの都市圏では,少人数指導や定年退職をされる先生が多いと言うこともあって,実践力を持った人材が求められています。ですから県によっての違いはかなりあります。

また,その学校の先輩の先生としては一緒に仕事をしている仲間が合格して欲しいですし,校長室で受験対策ゼミをしてくれましたとの話を卒業生から聞くことが多々あります。そして,やはり若いうちに教室で子どもに先生として接することは大切なことです。私の経験からしても,特に教員になってはじめの数年間は,こっちが子どもを育てるつもりで子どもに対してはいても,教師は子どもに育てられるものです。はじめのプロポーズで振られたとしても,こうしたチャンスを逃さない方が賢明かと思いますよ。

 

◎: 幼稚園についてはどうですか。

○: 少子化で子どもの人数が減っているということと,若い先生が多く結婚・出産などで離職されるケースもあるので,採用計画が決まるのがかなり後になります。また,公立と私立のバランスとしては,小学校と比べれば圧倒的に私立が多いので,個々のケースによっていろいろと条件が異なっています。

文書の先頭

 

◎: 教員採用数が,東京都に関しては未確定とのことでしたが,東京都はさまざまな選考形態があるようですね。

○: 大きく分けて,東京教師養成塾による特別選考による(A),大学推薦による(B),一般選考による(C)の3つのタイプがあります。Bは大学からの推薦によってC1次試験を免除するもの,Aは塾生になるための選考が3年の秋から冬にかけて行われ,4年生のときに大学での勉強とセミナーや週1回公立小学校へ通って行う「特別教育実習」との並行させて行うものです。教員採用に関する選考は「特別選考」という名の通り,BCとは別個に行われています。

 Bには,一般推薦と運動技能等による推薦とがあります。また2回目の推薦依頼が来る年もありました。また,現時点では神奈川県,横浜市,川崎市,千葉県,千葉市,埼玉県,京都府からも,推薦の枠を現時点で戴いています。また,Aに類似な制度が他県にもあって,大学からの推薦を依頼されたり募集要項が送られてきたりしています。しかし各県独自の政策によるもので,今後とも存続する保証はありません。実際,よこはま教師塾来年度から取りやめになるとのことでした。

()このように2010年当時書きましたが,新しい形態のものが発足しています。http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/i-college/ などを参照して下さい。

 算数などでの少人数指導の需要と,定年による大量退職といった昨今の学校現場に関わる状況に応じた政策としての意味合いもあるので,これからもずっと存続する制度であるかどうかについては,簡単には判断できないものだと思います。 

文書の先頭

 

◎: 小学校での「外国語活動」の導入など,教育課程が変わってきています。また,実践的指導力が養成課程でも要望されていますが,

対応は。

〇: 大学での教育課程は,原則として入学時点のものが卒業まで適用されます。そのため,例えば4年次に配当される科目では,その

5年前から学則変更などの手続きを経て実施されますから,先を読んだ準備が必要です。現在進行中の教育課程の変更を次のリンクで

ご参考までに紹介します。  karikyuramu-1.pdf

文書の先頭

 

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